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趣旨判定(就職活動に関する文章)- 問題1

問題

次の文章を読み、設問1つ1つについてA・B・Cのいづれに当てはまるか答えなさい。

【面接での質問に向き合う姿勢】
 就職活動の面接では、答えにくい質問が投げかけられることがある。「あなたの人生において最も大切なものは何ですか」といった、シンプルながら深い答えを求められる質問だ。このような場合、すぐに答えるのは避け、いったんその質問の意図を考えるべきだ。
 即答してしまうと、質問の背景にある面接官の意図を汲み取れない可能性がある。逆に、質問の背景を探るために「この質問はどのような状況を想定しているのでしょうか」といった逆質問をするのは有効だ。たとえば、「家族との時間を優先したいと考える一方で、仕事上の大きなプロジェクトにも関わりたい場合、どのような選択をするか」といった具体的な状況を引き出すことができるだろう。
 このような逆質問は、対話を深めるきっかけとなり、面接官に対して「考える力」や「柔軟な対応力」をアピールする機会にもなる。また、面接官はこうした対話の中で学生の価値観や思考の柔軟性を見ている。
 質問の意図がつかめないときや、答えに詰まったときには、曖昧な回答で終わらせるのではなく、逆質問をして条件を具体的に絞りながら対話を続けていくことが重要だ。それが、よりよい印象を与えるコツでもある。
  • A. 筆者が一番訴えたいこと(趣旨)が述べられている。
  • B. 本文に書かれているが、一番訴えたいことではない。
  • C. この本文とは関係ないことが書かれている。

設問

1. 面接で逆質問を活用することで対話を深めることが重要である。
2. 面接では、即答が求められる場合があるため、素早い判断力を鍛える必要がある。
3. 面接での逆質問は、面接官が学生の人間性や柔軟さを評価するために重要な手段である。
4. 逆質問を使うことで面接官に良い印象を与えることができる。

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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『SPI対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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