【SPI 表の読み取り|非言語(数学)】練習問題から対策方法まで一挙公開!
SPIの表の読み取りとは?
SPIの表の読み取りは、その名の通り、様々なデータが示された表を読み取り、それについての問いに答える問題です。
したがって、与えられた情報を正しく把握する能力や、表が表していることを理解する能力が要求されます。
表の読み取りの問題では、割合に関する問題が多く出題されるのが特徴です。
増加量・減少量の比や、パーセンテージを求めるのが苦手な方は、繰り返し演習をして慣れておきましょう。
また、割合を表した数字と、絶対数を表した数字が混ざった表が頻繁に出題されます。
与えられた数字が割合を表しているのか、具体的な量を表しているのかを都度、慎重に考えなくてはなりません。
対策のポイント
表の読み取りは一見複雑に見えますが、きちんと対策をすることで安定して高得点を取ることができる分野です。
ここでは対策のポイントを2つご紹介します。
情報を取捨選択する
一つ目のポイントは、情報を取捨選択するということです。
SPIは大量の問題を解かなくてはならないため、一問に費やせる時間は多くありません。
そのため、答えを導くのに必要な情報を表の中から素早く掴み取ることが重要です。
具体的な方法を例題と共に見てみましょう。
【問題】ある宅配便は、料金が荷物の大きさによって決まっている。各大きさによる運送料金は以下の表の通りである。
大きさ40cmのものと、1m20cmのものをそれぞれ一つずつ配送を頼んだ場合、料金はいくらになるか。
【選択肢】
A 780
B 1620
C 2000
D 2400
E 3060
【解答・解説】
表より、620+1000= 1620円
この例題の場合、求めるべきは40cmの値段と、1m20cmの値段です。したがって、それ以外の部分は一切見る必要がありません。このように、必要な情報とそうでない情報を区別することで解答時間を短縮することができます。
表同士の関係を考える
二つ目のポイントは、表同士の関係を考えるということです。
表の読み取りの問題では、複数の表を比較しながら答えを求める場合があります。
例えば以下のような問題が出題されます。
【問題】都道府県X、Y、Zの1年間の交通事故にあった人を数えた。
表1は年齢別に人数を集計したもの、表2は都道府県X、Y、Zにおけるそれぞれの事故にあった人の割合を示したものである。
13歳から18歳の割合が最も高い都道府県はどれか。
表1
表2
【選択肢】
A X
B Y
C Z
D 表からはわからない
【解答・解説】
答え:B
表1の13歳から18歳の人数を、表2の都道府県ごとの利用者割合でそれぞれ割る。これによって、都道府県ごとの13歳から18歳の割合の大小を比較することができる。
X:300 / 44 = 6.81….
Y : 256 / 30 = 8.53….
Z: 199 / 26 = 7.65….
以上より、13歳から18歳の割合が最も高いのはY
この問題を解くためには二つの表がそれぞれ何を表し、どのように関係しているのかを理解する必要があります。
まず、表1では人数、表2では割合がそれぞれ数字で表されていることが確認できます。
また、表1と表2の関係は、表1の3つの都道府県で事故にあった人数の都道府県ごとの比を表しています。
したがって例えば、表1の全ての数字の和が表2の100%に相当することなどがわかります。
このように、表と表の関係を考え、それを利用できることが大切です。
非言語:表の読み取り
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問題7-1:(表の読み取り)
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問題7-2:(表の読み取り)
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問題7-3:(表の読み取り)
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問題7-4:(表の読み取り)
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問題7-5:(表の読み取り)
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問題7-6:(表の読み取り)
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問題7-7:(表の読み取り)
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問題7-8:(表の読み取り)
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問題7-19:(表の読み取り)
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問題7-20:(表の読み取り)
問題クリエイター
Ryosuke
2002年生まれ。早稲田大学の3年生。現在、24卒として就職活動しながらSPIの研究を行い、 『SPI対策ナビ』の立ち上げを担当。同じ大学の友人らと協力して問題の制作や解説記事の作成を行う。 非言語科目を得意としており、特に推論の問題には大きな自信を持っている。
監修者
gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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