
【SPI 空欄補充|英語】練習問題から対策方法まで一挙公開!
SPIの英語の『空欄補充』とは
SPIの英語の空欄補充は、文章の中にある空欄に当てはまる語句を選ぶ問題です。
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空欄の中身は問題によって異なるため、文中の読解力・文法の理解度・語彙など、総合的な英語力が試されます。
難易度は高くなく、他の英語問題の勉強内容が活きることも多いです。しかし、空欄補充特有のポイントもいくつかあるため、対策をしておいて損はありません。
例題や効果的な対策法を参考に、高得点を狙いましょう。
空欄補充の例題と解説
例題1
【例題】
文中の に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい.
その犬は鏡に反射した自分の姿を見て逃げだした。
The dog ran away at the of his reflection in the mirror.
<選択肢>
- glance
- sight
- slight
- spot
- look
例題2
【例題】
文中の に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい.
これは彼が22歳の時に発表した論文です。
This is the paper he published 22.
<選択肢>
- at
- when
- at the age of
- at year
- in
答え:C(at the age of)
- at→「at」は場所や時刻を表すもので、それだけでは年齢を表せない
- when→「published when 22」は文の構造が不完全
- at the age of→「at the age of」は年齢を示すときに使う標準的な表現
- at year→「at year 22」は文法的に誤り
- in→「in」は期間を表し、年齢に対しては使わない
例題3
【例題】
文中の に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい.
彼女は貸し切り馬車を当日にキャンセルしたので違約金が発生した。
She had to pay a penalty due to cancelling the private carriage on the scheduled day.
<選択肢>
- cost
- deposit
- duty
- fee
- money
答え:D(fee)
- cost→「費用」を表すが、「違約金」のように罰則的な料金には不適切
- deposit→「保証金」「手付金」の意味
- duty→「義務」「関税」の意味
- fee→「penalty fee」は「違約金」や「罰金」という意味で使われる
- money→「お金」という意味しかなく、「違約金」という意味合いには不十分
英語の空欄補充の対策ポイント
頻出の表現や熟語を意識して勉強する
頻出のビジネス表現 | 意味 |
in charge of | ~を担当している |
on schedule | 予定通りに |
ahead of schedule | 予定より早く |
behind schedule | 予定より遅れて |
according to | ~によると |
as soon as possible | できるだけ早く |
by the end of | ~の終わりまでに |
in terms of | ~の観点から |
due to | ~のために |
頻出の熟語表現 | 意味 |
make use of | ~を利用する |
take part in | ~に参加する |
look forward to | ~を楽しみにする |
run out of | ~を使い果たす |
put up with | ~を我慢する |
come up with | ~を思いつく |
carry out | ~を実行する |
give up | ~を諦める |
turn down | ~を断る |
上記の表は、空欄補充でよく見られる表現や熟語の例です。
SPIの英語問題では、ビジネス用語が多用されます。また、接続詞や副詞もフォーマルな言い回しであることが多いです。
過去問や練習問題を解く際には、このような頻出の語句を見つけることを意識してみるといいでしょう。
頻出語句だけを暗記するよりも、自分なりに考え出した方が記憶に残りやすく、本番でも頼れる力になります。
前後の文章から空欄が何の品詞かを確認する
品詞とは「動詞・名詞・形容詞・副詞」といった、語句の文中での役割のことです。
空欄補充では、どの品詞の部分が空欄になるかは定まっていません。そのため、英文で使われる品詞の構造を理解しておくことで、単語がわからなくてもある程度の目星を付けられます。
例えば、空欄の前が「a」「an」「the」なら名詞の可能性が高く、「be」「am」「is」なら形容詞や分詞(動詞+ingや動詞+ed)の可能性が高いです。
前後の文章をしっかり読むことで、空欄が何の品詞かをすぐに見極められます。その後、選択肢から適した形の語句を選ぶようにすると、正答率が一気に上がるでしょう。
前後の文章からヒントを探す
知らない熟語やビジネス用語があり、正しい意味が理解できない問題が出ることもあります。その際は、前後の文章に含まれる単語や言い回しから、文章全体の雰囲気を読み取ってヒントにすることができます。
例として、「appreciate」などポジティブな表現が先に来ているなら、その後にネガティブな表現が来ることは考えにくいでしょう。
その他にも、空欄の前には状況や理由の説明らしき文章があり、空欄の後にはその結果らしき文章がある場合には、空欄部分は何かしらの接続表現であると推測できます。
このように、おおよその雰囲気だけでも読み取ることができれば、いくつかの選択肢を除外することが可能です。わからない表現がある場合、確信を持って回答することは難しいですが、少しでも正答率を上げるためには有効な対策となります。
英語:空欄補充

問題クリエイター
Ryosuke
2002年生まれ。早稲田大学の3年生。現在、24卒として就職活動しながらSPIの研究を行い、 『SPI対策問題集』の立ち上げを担当。同じ大学の友人らと協力して問題の制作や解説記事の作成を行う。 非言語科目を得意としており、特に推論の問題には大きな自信を持っている。

監修者
gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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