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【科目別】SPI-Gの練習問題|20種類の問題を解説付きで紹介!

SPI-Gの言語の練習問題

二語の関係

【例題】

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係の対になるよう()にあてはまる言葉を選びなさい。

 

防寒:手袋

散髪:(  )

 

<選択肢>

  • 理髪
  • 床屋
  • 予約
  • 染髪
  • 広告

 

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>>【言語(二語の関係)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

最初に基準となる二語が示され、それと同じ関係になるような語句を空欄に当てはめる問題です。

 

語句同士のよくある関係として「反対語」「類義語」「道具と用途」「行程」などが挙げられます。基準の二語がどのような関係の語句なのかを真っ先に見極めることが重要です。

語句の意味

【例題】

下線部の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい。

 

世に広まること。世間に知れ渡ること

 

<選択肢>

  • 蔓延る
  • あげつらう
  • 流布する
  • 跳梁する
  • 雄飛する

 

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>>【言語(語句の意味)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

問題文に近い意味を持つ語句を、選択肢から選ぶ問題です。選択肢には似た意味の単語や言い回しが含まれていることも多く、直観的に正解するのは難しいでしょう。

 

単純な知識量を問われるため、苦手意識のある人も多いのではないでしょうか。しかし、言語の中では出題頻度が高い傾向にあり、対策は避けられません。

 

ビジネスに関連した語句が出やすくなっているので、普段から多くのビジネス文書に目を通している人ほど有利になるでしょう。

語句の用法

【例題】

下線部の語が最も近い意味で使われているものを1つ選びなさい。

 

おのれをもって人をはかるべきではない

 

<選択肢>

  • 便宜をはかる
  • 悪事をはかる
  • 能力をはかる
  • 相手の真意をはかる
  • 審議会にはかる

 

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>>【言語(語句の用法)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

問題文の中で下線が引いてある語が、同じ使われ方をしている語句を選択肢から選びます。下線部は漢字に直せる語であることが多いので、正しい漢字がわかっていれば簡単に答えられるでしょう。

 

また、語句の知識がなくても答えを推測することができます。前後の単語に注目して、問題文と似た使われ方をしている選択肢を探しましょう。

 

「人」「物」「行動」「概念」と繋がっている語が多く、似たものに繋がっている選択肢を絞り込むことが可能です。

文章整序

【例題】

AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

 

第二次世界大戦後の日本では電気の普及に伴い、[1][2][3][4][5]この三つは現在になっても進化し続けています。

 

A 「冷蔵庫」「洗濯機」「白黒テレビ」が、

B 「三種の神器」と呼ばれました。

C 一般の家庭でも使える電化製品が次々と現れました。

D 例えば高度経済成長期のさなか登場した

E 人々の生活を豊かにするための

 

<選択肢>

  • A
  • B
  • C
  • D
  • E

 

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>>【言語(文章の整序)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

5つの文章を正しい順序で並べた後、特定の順番に入るものがどれかを答える問題です。並びを答えなくていいため、「4つ目に当てはまるもの」という内容だと後ろから考えてしまいがちです。

 

しかし、基本的に最初から順に整えていった方が正確に答えが出せます。2~3個の選択肢だけを繋げて文章を作っても、前半と後半どちらに当てはまる文なのかが判別できないためです。

 

ポイントは時系列を意識して文章を組み立てること。指示語や接続詞、前後の繋がりに注意すると、短い時間でも組み立てることができます。

空欄補充

【例題】

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

 

近年、ボランティア活動への参加率における学歴差は残っているものの、収入や職業的地位による差は小さくなりつつある。かつて、      ボランティア活動をする傾向があったが、2000年代以降、そうした傾向がみられにくくなっているのである。

 

<選択肢>

  • 大卒の人が高卒の人よりも
  • 周囲の人々の期待に応えるために
  • 高収入の人や経営者・役員の人ほど
  • 就職活動で用いるために

 

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>>【言語(空欄補充)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

短い文章中の空欄に対して、適切な文章を選択肢から選びます。選択肢はどれも当てはまりそうに見える内容になっていますが、しっかり問題文を読み込めば適切なものが判別できます。

 

問題文を読む時は、特徴的な語句や繰り返し使用されている語句を探すことを意識しましょう。

 

そういった語句は文章の趣旨になっている可能性が高く、関連のある選択肢を効率よく探すことができます。

SPI-Gの非言語の練習問題

推論

【例題】

P、Q、R、Sの4人が100点満点のカラオケの採点をしたところ、次の結果になった。

Ⅰ 4人の平均点は60点だった。
Ⅱ QとRの平均点は50点であった。
Ⅲ SはPよりも10点高かった。

このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。

ア:SはQよりも点数が高い。
イ:Rは4人の中で最高点である。
ウ:Sは4人の中で少なくとも最低点ではない。

<選択肢>

  • アだけ
  • イだけ
  • ウだけ
  • アとイ
  • アとウ
  • イとウ
  • アとイとウ
  • 正しい推論はない。

 

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>>【非言語(推論)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

推論では、文章や条件から考えられる順序や大小関係について、必ず正しいものを選択肢から選ぶ問題です。計算力よりも、複数の情報を頭の中で並行して処理する力が必要になります。

 

計算は全く使わない問題もあり、使う場合でも簡単に暗算できるものしか出題されません。「〇は〇よりも高い」「〇と〇の合計」といった情報を、正しく把握することが大切です。

 

また、複数の推論が合っている場合や、逆に「どれも正しくない」という可能性もある点には注意しましょう。

場合の数

【例題】

P、Q、R、S、Tの5人が、①〜⑥と書かれた座席に着く。

 

5人の座り方は何通りか。

場合の数の例題

 

<選択肢>

  • 6
  • 24
  • 72
  • 120
  • 720

 

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>>【非言語(場合の数)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

問題文の条件で、結果が何通りかを選びます。「組み合わせの数」「順番のパターン数」が頻出のテーマです。

 

組み合わせの数は公式で求めることもできますが、1つずつ数えていくのも有効な手段です。特に、答えの数が少なくなりそうな場合は力技で求めることもできるでしょう。

確率

【例題】

XとYがダーツをする。そのルールは、刺さった場所に書いてある数の大きい方が勝つというものである。このダーツの的は1から8までが書かれている8つの場所があり、それぞれの数字の場所に当たる確率は全て等しいとする。また、同じ数の場所に刺した場合は引き分けということにする。

Xが5以上の差をつけてYに勝つ確率を求めよ。

 

<選択肢>

  • 364\(\frac{3}{64}\)
  • 316\(\frac{3}{16}\)
  • 332\(\frac{3}{32}\)
  • 532\(\frac{5}{32}\)

 

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>>【非言語(確率)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

確率を求める問題は、非言語の中でも比較的難しい公式が必要になります。1つのことが起きる確率だけでなく、2つ同時に起きる確率などもあり、解答パターンも多いです。

 

また、「少なくとも1回以上起きる」という指定がある場合は、直接答えを出せないこともあります。その場合は、「1回も起きない」確率を引いて答えを導くなど、発想の転換が必要です。

割合

 

【例題】

ある陸上の高校の県大会で、長距離走の選手の人数が全体の選手の人数のうち14\(\frac{1}{4}\)を占めている。長距離走でない選手のうち、13\(\frac{1}{3}\)が短距離走の選手で、その23\(\frac{2}{3}\)は公立高校から出場している。公立高校から出場している短距離走の選手は全体のどれだけか。

 

<選択肢>

  • 13\(\frac{1}{3}\)
  • 112\(\frac{1}{12}\)
  • 16\(\frac{1}{6}\)
  • 14\(\frac{1}{4}\)

 

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>>【非言語(割合)】の対策方法・問題一覧はこちら

全体に対する割合や、2つを比べた場合の割合などを求める問題です。%・分数・実数値が混ぜて用いられるため、表記には注意しましょう。

 

問題文は要所だけを読めば答えがわかるようになっているので、最初から最後までじっくり読む必要はありません。計算に必要な数値と、「何に対する割合か」に注目することが大切です。

分担計算(仕事算)

【例題】

スマートフォン本体を分割払いで購入する。購入時に頭金を払い、次は残額を6回均等払いで支払う。その際、残額の20%の利子が加算された金額を6等分して支払う。

頭金として購入価格の20%を支払う時、その後の分割払いの1回分の支払額は購入金額の何%か。

 

<選択肢>

  • 10%
  • 12%
  • 16%
  • 24%

 

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>>【非言語(分担計算)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

分担計算は、条件が複雑になりやすい問題です。進行ペースがある時点で変わったり、ペースが異なる複数の手段で進行していったりするので、最初に状況を整理する必要があります。

 

それぞれのペースや途中の計算結果を、メモ用紙に書いておくと間違いにくくなるでしょう。全て暗算で行おうとすると非常にミスが起こりやすい問題です。注意しましょう。

金額計算

【例題】

ある商品の定価は1個460円だが、まとめて11個以上買う場合、10個を超えた分については1個400円となる。25個まとめ買いした時の総額はいくらか。

 

<選択肢>

  • 11500円
  • 6000円
  • 10600円
  • 10540円

 

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>>【非言語(金額計算)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

金額計算は、合計価格や損益、貸し借りの精算といった計算をする問題です。複数の人や物が絡んだ状況であることが多く、数値を間違いやすい内容になっています。

 

条件と最終的に求める数値を明確にする意識で問題文を読むと、一度で内容を整理しやすいでしょう。

 

出てくる数値は計算に関係してくる可能性が非常に高いため、見落とさないように注意が必要です。

速度算

【例題】

子は2.4km/時、母は3.2km/時で歩くものとする。子が家を出発した5分後に母が子の忘れ物に気が付き、追って家を出発した。母が子に追いつくのは何分後か求めよ。ただし、必要な時は、最後に小数点第3位以下を四捨五入すること。

 

<選択肢>

  • 12分
  • 15分
  • 20分
  • 25分

 

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>>【非言語(速度算)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

速度算では、速度計算に関する基礎知識に加えて、異なる速度で同時進行する状況を整理することが求められます。

 

距離・速さ・時間の正しい関係を押さえていれば、メモを活用することで問題を簡単に整理できます。また、簡単に図解してみるとさらに理解しやすくなるでしょう。

集合

【例題】

クラス41人に対して、通学時に電車、バスを利用するかどうかに関してアンケートを取ったところ、電車を使う人が31人、バスを使う人は16人、電車もバスも使わない人が3人いた。

電車とバスの両方を使う人は何人か。

 

<選択肢>

  • 9
  • 12
  • 15
  • 18

 

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>>【非言語(集合)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

集合では、「両方に含まれる」「片方にのみ含まれる」「どちらにも含まれない」といった属性に当てはまる数を答えます。

 

集合の問題は、全体の数が重要となります。問題文の最初で述べられていることが多いため、見落とさないように注意しましょう。

表の読み取り

【例題】

社員25人の営業成績を表にした。先月、今月のそれぞれの売り上げ人数を表しており、単位は人である。先月よりも売り上げ人数が増えた人は少なくとも何人いるか。

 

SPI非言語「表の読み取り」の例

 

<選択肢>

  • 10
  • 14
  • 15
  • 22
  • 28

 

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>>【非言語(表の読み取り)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

表の読み取りでは、様々な形式の表やグラフを読み取って問題に答えます。難しい計算は求められませんが、「見る必要のない数値」が含まれていることが特徴です。

 

先に「問われている数値」を確認してから図表を見ると、必要な数値だけを抜き出すことができます。時間のかかりやすい問題であるため、こうした工夫で時短を図りましょう。

特殊計算

【例題】

ある親子は今、母親が32歳、子供が4歳である。母親の年齢が子供の年齢の2倍になるのは何年後か。

 

<選択肢>

  • 5年後
  • 12年後
  • 18年後
  • 24年後
  • 28年後
  • AからEのいずれでもない

 

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>>【非言語(特殊計算)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

特殊計算は、他の問題には当てはまらないような計算を行う問題です。突出して難しい内容というわけではなく、冷静に問題文を読み解けば簡単に解けるものが多いです。

 

ただし、決まった解答パターンというものを作りにくい問題でもあります。提示されている条件を一つひとつ確認し、丁寧に計算することが重要です。

SPI-Gの英語の練習問題

同意語

【例題】

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

 

fault

 

<選択肢>

  • defect
  • ceiling
  • advantage
  • fever
  • accident

 

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>>【英語(同意語)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

同意語は、1つの英単語に対して最も意味が近い単語を選択肢から選ぶ問題です。単純な英語の語彙力が必要になるので、わからない時は考えても答えに辿り着けないことがほとんどです。

 

英単語のレベルとしては中学~高校の範疇ですが、時間が空いて忘れている人も多いでしょう。対策不足だと落としやすい問題といえます。

反意語

【例題】

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。

 

profit

 

<選択肢>

  • agreement
  • assignment
  • loss
  • benefit
  • promise

 

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>>【英語(反意語)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

反意語は、反対の意味を持つ単語を選ぶ問題です。同意語に似た内容ですが、正確な意味がわからなくても答えられる可能性があります。

 

英単語がポジティブな意味かネガティブな意味かを判断できれば、選択肢はある程度絞り込むことが可能です。そのため、おおよその意味合いだけわかっていれば正答できる見込みがあります。

単語の意味

【例題】

次の説明文に最も近い意味を持つものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。

to find something and bring it back

 

<選択肢>

  • retrieve
  • direction
  • stride
  • fold
  • praise

 

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>>【英語(単語の意味)】の対策方法・問題一覧はこちら

 

英文が提示され、それに近い意味を持つ英単語を選ぶ問題です。単語自体の知識だけでなく、文章を正しく読み取ることが必要になります。

 

英文が「動詞」「形容詞」「名詞」のどれを指しているのかがわかれば、選択肢を絞り込めるでしょう。

 

例えば、「to 〇〇」から始まる場合は「〇〇すること」を意味し、動詞である可能性が高いです。このように動詞、形容詞などの見分け方を合わせて勉強しておくと効果的です。

空欄補充

【例題】

文中の  に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい.

 

この電車は回送なので利用できません。
This train is out of    .

 

<選択肢>

  • it’s mind
  • order
  • service
  • use
  • sight

 

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英文の中にある空欄に、当てはまる英単語を選ぶ問題です。選ぶものは単語でも、前後の語句と合わせて熟語として扱う場合が多い傾向にあります。

 

英文の意味は同時に提示されており、そちらには空欄がありません。熟語の知識がない場合でも、英文の意味から大まかに単語を推測することが可能です。

SPI-Gの性格検査の例題

SPIの性格検査の画面

出典:リクナビ

性格検査では、2つのパターンで問題が出題されます。

 

1つ目は質問に対し「当てはまる~当てはまらない」を4段階で答える問題です。全く中間の「どちらでもない」はないため、必ずどちらに近いかを選ぶ必要があります。

 

2つ目は、A・Bそれぞれの性格や性向について、どちらに近いかを4段階で答える問題です。こちらも中間の選択肢はありません。

 

出題数に対して制限時間がかなり短いので、1問1問をよく考えて答えることはできません。その時に直感的に思った方を選び、なるべく最後まで回答するようにしましょう。

【科目別】SPI-Gの対策ポイント

言語|語彙力と読解スピードを鍛える

SPI-Gの言語では、新卒向けのSPI-Uよりも高い語彙力が求められます。「二語の関係」や「語句の意味」で出題される熟語は難しいものが多く、単純な知識量で点数が決まりやすいです。

 

語彙力を鍛える方法は、日ごろ目に入るニュースや記事・ビジネス文書などで「意味がはっきりわからない語句」を探すことです。

 

少しでも意味や用法がわからない語句があれば、その都度調べてみることで、着実に知識を蓄積していけます。

 

また、言語の中でも難しい傾向にある「長文読解」を落とさないためには、文章の読解スピードを上げることが必要です。

 

長文は400~600文字程度のものが出題されますが、この内容を1分以内に理解できれば十分といえます。

 

読解スピードは、日常的に文章を速読する意識を持っていると自然に鍛えられます。長文のテーマはビジネスや社会問題など少し堅めのものが多いため、新聞を読むのが特におすすめです。

非言語|様々な計算パターンに慣れる

非言語は、言語と比べると簡単な問題が多いです。公式や解答パターンさえわかっていれば高得点を取りやすいため、計算力よりも暗記が役立つ科目といえます。各問題のパターンを覚えるのが手っ取り早い対策法です。

 

必要な知識は中学~高校の数学レベルで十分ですが、しばらく触れていないと忘れている人も多いでしょう。

 

特に、「確率」「割合」「速度算」は計算方法を勘違いしやすいため、基本を復習しておくと安心です。

 

ただし、日常の計算を電卓でばかり行っている人は、最低限の暗算ができるように計算練習も行いましょう。

 

テストセンター形式では電卓が使えず、それ以外の形式でも計算を全て電卓で行う時間はありません。

 

暗算すべき計算量の目安は、小数第2位から2桁までの数字を使う計算です。電卓に入力するよりも早く暗算できれば、その分だけ解答時間に余裕を持たせられます。

英語|単語と文法の知識がカギ

英語は、単語と文法の知識量があればほとんどの問題に対処可能です。全体的に高校レベルの英語力で解ける難易度になっています。

 

対策としては、英単語・英文法を練習できるアプリを使うのがおすすめの方法です。SPIに特化していなくても、英語の基礎力を高めることができれば勉強に活用できます。

 

また、英語は必出ではなく、企業によって出題される場合がある科目です。志望企業で英語が出題されないようであれば、対策の必要はありません。

性格検査|企業好みの回答に寄せすぎない

性格検査の問題は、答えによってどういう印象に繋がるかを予想できるものも多いです。そのため、つい企業好みの選択肢を選んでしまいがちです。

 

しかし、一貫性のない回答は「整合性が取れていない」とみなされ、かえって信用性を損ねてしまいます。問題数に対して制限時間が短いので、1問1問で与える印象を考えていると回答も間に合いません。

 

自分を偽らずに印象を良く見せるためには、「どちらかといえば〇〇」の回答を減らすことが効果的です。性格をはっきり示すことができ、自己理解の高さをうかがわせられます。

SPI-Gを無料で練習できるWebサイト3選

SPI対策問題集

適性検査SPIとは?「SPI対策問題集」 produced by CareerMine:

 

SPI対策問題集は、言語・非言語・英語の問題を幅広く網羅しています。単元別に多くの練習問題が掲載されており、全て無料で利用することができます。

 

さらに、手軽に試せる「簡単レベル診断」や、本格的な問題に挑戦できる「本番想定模試」で、実践的な練習を積むことも可能です。模擬試験の結果は相対的に評価され、自分の今の立ち位置が明確になります。

 

また、アプリでも同様のサービスが無料で提供されているため、隙間時間を使って対策を進めることができます。SPI対策の最初から最後まで活用できる、おすすめのWebサイトです。

SPI無料学習サイト

SPI無料学習サイト

引用:SPI無料学習サイト

 

Study ProのSPI無料学習サイトでは、構造的把握力を含む全ての科目に練習問題が用意されています。どれも頻出問題にフォーカスしているため、優先度の高いものから対策できる点が特徴です。

 

練習問題はコンパクトにまとまっており、SPI対策の一歩目としても使いやすくなっています。図を用いた解説が多く、直観的に解法を理解できるでしょう。

 

有料のアプリを使えば、さらに多くの練習問題を解くことができます。言語・非言語それぞれに特化したアプリが各500円で配信されているので、高得点を目指す場合は検討してみましょう。

SPI試験問題集

SPI試験問題集は、ランダムで変化する問題を練習できる無料Webサイトです。開くたびに問題の内容が変わるので、繰り返し練習をしていても見慣れた問題に当たりにくいのが最大のメリットです。

 

問題は言語・非言語のみですが、単元の種類が充実しています。特に、非言語は分類が非常に細かく、レベルの高い対策が可能です。

 

ただし、現在では出題されていない単元も掲載されている点には注意しましょう。自分が受ける形式の出題範囲と照らし合わせながら練習する必要があります。

SPI-Gは言語問題を中心に練習しよう

SPI-Gの言語は、非言語よりも難しい傾向にあります。言語を中心に練習問題をこなしていくことで、高得点に近付けます。

 

言語は基礎的な語彙力での勝負になりますが、勉強で語彙力を鍛えるのは難しいでしょう。日頃から目についた文章をしっかり読んだり、語句の意味を調べたりして、語彙を身に付けていくのがおすすめです。

 

その他の科目も対策は必要なので、言語だけの勉強にならないように注意しましょう。練習サイトや対策アプリなどを活用すれば、効率的にSPI-G対策を進められます。

アプリの説明画像適性検査SPI3対応!言語・非言語対応のSPI対策アプリ!
author編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『SPI対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
supervisor監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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