問題5-10(平均)
問題
P、Q、R、S、Tが身体測定を受けた。この点数について次のことが分かっている。
Ⅰ P含めてちょうど3人が同じ点数で、他の2人は点数が違った。
Ⅱ PとQの平均とRとSの平均は等しかった。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア Pの得点はSよりも高い。
イ PとTの得点は等しい。
ウ PとRの得点は異なる。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、条件Ⅰと条件Ⅱから誰が同じ点数で誰が異なる点数なのかを推理する必要があります。点数の大小関係はわからないので注意しましょう。条件Ⅱより、P+Q=R+Sがわかります。このうち誰の点数が同じか、あるいは異なるかを判別するのがこの問題のキーです。条件Ⅰより、Pの他に点数が同じ人は2人、点数が全員と異なる人が2人いることがわかります。条件Ⅱにおいて、P以外の1人をPと同じ点数と仮定して、成り立つかを確かめていきましょう。すると、P=Q=T以外成り立たないことがわかるので、これをベースとして推論が正しいかを判断しましょう。
このようにわかっている情報を一度整理して、推論を評価するためのベースづくりをすることが重要です。
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問題クリエイター
Ryosuke
2002年生まれ。早稲田大学の3年生。現在、24卒として就職活動しながらSPIの研究を行い、 『SPI対策ナビ』の立ち上げを担当。同じ大学の友人らと協力して問題の制作や解説記事の作成を行う。 非言語科目を得意としており、特に推論の問題には大きな自信を持っている。
監修者
gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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