問題5-6(平均)
問題
18個のボールをP、Q、R、Sの4人に配った。これについて次のことが分かっている。
Ⅰ PとRがもらった個数の平均は、QとSがもらった個数の平均と等しい。
Ⅱ Pがもらった個数は4人の中で最も多い。
Ⅲ 4人がもらった個数は全て異なる。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア Qがもらった個数はSがもらった個数よりも多い。
イ QかSのうちどちらかは、4人がもらった個数の平均よりも少ない。
ウ Rがもらった個数は4人の中で最も少ない。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、条件ⅠからPとR、QとSの合計がともに9であり、個数の組み合わせは(8、1)(7、2)(6、3)(5、4)のいずれかになります。条件ⅡよりPの個数を基準として場合分けを考えると良いでしょう。例えばPが7個の場合、Rは2個で、QとSの組み合わせは条件Ⅲより(6、3)(5、4)です。Pが8、7、6個の場合の3通りについてア~ウが正しいかを確かめれば良いこととなります。
このようにわかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築することで、シンプルに問題を解くことが出来るでしょう。
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問題クリエイター
Ryosuke
2002年生まれ。早稲田大学の3年生。現在、24卒として就職活動しながらSPIの研究を行い、 『SPI対策ナビ』の立ち上げを担当。同じ大学の友人らと協力して問題の制作や解説記事の作成を行う。 非言語科目を得意としており、特に推論の問題には大きな自信を持っている。
監修者
gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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