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ノー勉でSPI受検はやばい?失敗談から学ぶ!今からでも間に合う【直前対策】 | SPI対策問題集

SPIの「能力検査」は中学〜高校レベルの問題が出題されます。そのため、「ノー勉でもいけるでしょ!」「前日に公式だけ確認すれば問題ない」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、SPIは一般的な試験と形式が異なるため、高校卒業レベルの知識があっても高得点を取ることが難しく、ノー勉で挑むのは絶対に避けるべきです。

裏を返せば、SPIはポイントを押さえてしっかり対策すれば、その分得点が取りやすいテストともいえます。

本記事ではSPIを実際にノー勉で受けた方の体験談を紹介しつつ、今からでも間に合うやっておくべき対策法を解説しています。

今すぐ無料で対策を始められるおすすめのアプリやWebサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ノー勉でSPI受検は絶対にNG!

SPIの特徴
  • 出題形式によって対策方法が違う
  • 制限時間が想像以上にシビア
  • 1問ずつに制限時間が設定されていることも

SPIはセンター試験や学校の定期テストとは違い、出題される形式や科目によって対策方法が異なるため、ノー勉で高いスコアを出すのは難しいです。

問題自体はそこまで難しくないものの、試験形式が独特で厳しい制限時間が設けられているため、解き慣れていないと最後まで解くことが難しいといわれています。

また、SPIでは問題の出題パターンが決まっているものがあります。対策の有無によって正答率が大きく変わるため、対策することで高いスコアを狙うことができます。

これらのことから、SPIをノー勉で受検するのは絶対に避けましょう。

 

なぜノー勉だと点数が取れないのか?

試験形式ごとに対策を考える必要があるから

試験形式 実施場所 出題分野 電卓の使用可否
テストセンター 専用会場のパソコンで受検 ・言語

・非言語

・性格検査

・英語

・構造的把握力

不可
Webテスト 自宅など自由な場所でパソコンで受検 ・言語

・非言語

・性格検査

可能
ペーパーテスト 企業の会場にてペーパーで実施 ・言語

・非言語

・性格検査

不可
インハウスCBT 企業にてパソコンで受検 ・言語

・非言語

・性格検査

可能

SPIは「能力検査」と「性格検査」から構成されています。能力検査では「言語」「非言語」「英語」の3つの中から出題されます。

SPIは試験形式によって実施場所や出題分野、電卓の使用可否などに違いがあります。

例えば、テストセンターで受検する場合は、「英語」や「構造的把握力」の受検が必要な場合があります。

特に外資系企業など英語力を必要とする企業の選考では、一般的なSPIの試験科目に加えて英語の受検が必要になります。

また、「構造的把握力」物事の関係性を整理する力を測定する試験で、主にマーケティング企業などで実施される傾向にあります。

受ける企業や試験形式によって試験範囲が大きく変わるケースもあるため、対策が不可欠です。

また、WebテストとインハウスCBTでは、電卓の使用が認められています。したがって、電卓を使い慣れていない人は以下のような対策が必要です。

  • 繰り返し問題を解いてボタンの押し間違いを防ぐ
  • ACキーとCキーなど電卓ならではの機能を理解する

このように、SPIは試験形式ごとに対策を行うことが必須です。

時間配分を意識して解く必要があるから

試験形式 制限時間 問題数
テストセンター 能力検査:35分

適性検査:30分

解答状況によって変動
Webテスト 能力検査:35分

適性検査:30分

解答状況によって変動
ペーパーテスト 能力検査:70分

性格検査:35分 

言語:約40問

非言語:約30問

インハウスCBT 能力検査:35分

適性検査:30分

解答状況によって変動

SPIでは試験形式によって、制限時間が異なります。制限時間が短いため、どの試験形式であっても時間配分を意識して解く必要があります。

例えば、ペーパーテストの場合は70分間で言語と非言語合わせて70問を解く必要があり、1問あたりにかけられる時間はおよそ1分です。

ノー勉の場合は効率よく問題を解けず、制限時間内にすべての問題に対応することは難しいでしょう。

また、テストセンターやWebテストなどは、問題数の上限が決められておらず、制限時間内にどれだけ多くの問題に正解できたかが評価の基準となります。

時間内にできる限り多くの問題に正答することが評価につながるため、素早くかつ正確に問題を解く対策が欠かせません。

さらに、テストセンターやWebテストといったパソコンを使用した試験形式の場合は、1問につき1分程度と問題ごとに明確な制限時間があります。

制限時間内に答えられないと、自動で次の問題に進み、ペーパーテストのように後から解答しなおすことはできません。

SPIで高いスコアを出すには試験形式に関わらず、できるだけ早く正確に解くための対策が必要になります。

 

公式などを忘れている可能性があるから

SPIにノー勉で挑む場合は、公式などがわからずに点数を伸ばせない可能性が高いです。

SPIの問題は高校卒業レベルであるため、難易度自体は高くありません。しかし、数学の問題が出題される非言語では、公式がわかっていないと解けない問題も数多く出題されます。

【非言語例題】

ある商品を定価の20%引きで販売したところ、原価の25%の利益が得られました。

このとき、この商品の定価は原価の何%かを求めなさい。

<選択肢>

  • 125
  • 130%
  • 140%
  • 150%
  • 160%

上記の問題は損益算の公式を理解していれば、数十秒程度で解くことができます。

しかし、大学で文系を専攻しているなどのケースでは、公式を忘れてしまい、計算に大幅な時間がかかることもあります。

SPIは公式を知っているかで解答にかかる時間が大きく変わってくるため、事前の対策が欠かせません。

就活は人生を大きく左右する!

そもそも就活はあなたの5年後や10年後のキャリアを左右する、人生の重要な選択です。

そんな大切な局面にノー勉で挑むのは、まるで地図も持たずに初めての登山に挑むようなものです。行き先がわからず、途中で立ち止まってしまう可能性も高いでしょう。

SPIは、企業が面接前に足切りをするための指標として使われることもあります。面接対策を万全にしていても、SPIの点数が低ければ面接に進めない企業も多くあるのです。

実際、どれだけ高学歴でもSPIの点数で落とされるケースは珍しくありません。就活が終わったあとに「もっと対策しておけばよかった」と後悔する前に、少しでも早く動き出しましょう。

SPIにノー勉で挑んだ人たちの末路

SPIのノー勉がいかに危険かを理解するために、実際にノー勉で挑んだ人たちのリアルな経験談を紹介します。

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SPIなめてた・・・全く解けず、時間内に終わらなかった。対策しとけばよかった・・・
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SPIむず過ぎる。昨日焦って一夜漬けで受けたけど全滅。終わった・・
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ノー勉でSPI、死んだ!まじでやっばい。本命までにしっかり対策しないと怖過ぎる
人物アイコン
ノー勉で挑んだら安定に落ちました。これノー勉で解ける人いるの?最後までいける人いる?私は無理。ノー勉で挑んだ多くの人が、「全く太刀打ちできなかった」とネガティブな口コミをしていました。

SPIはノー勉で結果を出すことはできません。現在、まだ対策に取り組んでいない人は、今すぐに対策に取り組みましょう。

【SPI直前】今からでも押さえるべき5つのポイント!

受検する試験形式を確認する

SPIが直前に迫っている場合は、何よりも先に自分が受ける試験形式と出題分野を確認しましょう。

例えば、マークシート形式を想定して対策を進めていたにもかかわらず、当日になって英語を含むWebテスト形式だったことが判明した場合、もはや対応のしようがありません。

他にも、電卓が使用できることを知らずに受検した場合、周りの候補者より計算スピードや正確性が劣る可能性も高く、選考が不利になることは明白です。

試験形式の情報を知らないということは、対策方法を大きく間違えることに繋がります。

SPIの対策を始める際は、試験形式と出題分野を確認することから始めましょう。

模擬試験を解く

SPIレベル診断

試験形式を確認したら、模擬試験を時間が許す限り解きます。

どれだけ数学や国語の基礎学力があっても、SPI特有の出題パターンや時間配分に慣れていなければ、スムーズな解答はできないからです。

模擬試験を通じて時間配分の感覚を掴むことで、どの問題にどれくらいの時間をかけるべきなのかが見えてくるため、本番の焦りやミスを減らせます。

SPIの模擬試験を解くには、「SPI対策模試」の利用がおすすめです。

言語と非言語の模擬テストを受けることができ、問題の解説や自分の偏差値、合格判定や全受検者のランキングなどを確認できます。

登録は無料で今すぐ模擬試験を解くことができます。ぜひ活用してみましょう。

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間違えた問題を重点的に確認する

模擬試験を解いたら、間違えた問題を重点的に確認します。時間がない中でSPIの対策を行う場合は、理解できている問題よりも間違えた問題を精査して、弱点克服に時間を使うべきです。

SPIは同じような形式の問題が繰り返し出題されるため、ひとつの弱点を克服するだけで、同じタイプの問題を解けるようになります。

例えば、非言語の「速さ」の問題でつまづいた場合は、「速さ=距離÷時間」の公式を覚えることで、速さだけでなく、距離や時間を求めるパターンにも対応できます。

ほかにも言語分野の「二語関係」が苦手な場合は、似た語彙の意味を確認することで、より多くの言葉の意味を同時に学習することができます。

間違えた問題を重点的に対策すれば、その周辺知識も身に付けられるため、効率的に学習を進められます。

アプリを使って隙間時間を活用する

SPI対策アプリ

SPI対策は、やればやるだけ得点を伸ばすことができます。そのため、アプリを併用して大学への移動時間や授業の合間といった隙間時間も勉強にあてましょう。

数あるSPI対策アプリの中でも、特におすすめなのは「SPI言語・非言語 就活問題集」です。

言語・非言語・英語の各分野で頻出となる382問を収録しており、問題の解答から解説まで完全無料で利用できます。

問題を見ながら計算できるメモ機能も搭載しているので、電車内などでも気軽に学習を進めることができます。

さらに、アプリが学習記録を管理してくれるため、自分の得意不得意を明確にできる点も特徴です。

全問題には丁寧な解説も付属しているため、参考書を買わずともアプリのみでSPI対策を行えます。

隙間時間を利用して繰り返し問題を解くことで、出題傾向に慣れ、本番でも落ち着いて問題を解くことができます。

まずはアプリをダウンロードして、自分の得意不得意を確認してみましょう。

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テスト当日は適当に解答しない

たとえSPI対策が十分ができていなくとも、適当に解答するのは避けましょう。

SPIでは解答数よりも正答率が評価されるケースもあるため、解答数に対して正答率が低すぎると「マイナス評価」に働く可能性があります。

企業によっては解答数に対して、正答率が極端に低い場合は「精度の低い作業をする人」と見なされ、選考で不利になることも。

一方で、解答数がそれほど多くなくても、正確に答えている人のほうが正確性を高く評価される場合もあります。

「わからないからいいや」と投げやりになるのではなく、わからないなりに解ききる姿勢を見せることが大切です。

【ノー勉で挑んで失敗…】反省を次に生かそう!

SPIにノー勉で挑んでしまった場合は、その反省を次に生かすことが何よりも重要です。SPIは出題傾向が決まっているため、対策さえすれば誰でも一定の点数を狙えます。

次回の選考に向けて、学習時間を30~60時間は確保し、正しい対策の流れに沿って準備をしていきましょう。

<次回以降に向けた対策の流れ>

手順 内容 勉強時間の目安
①.公式や語彙を暗記する 「SPI言語・非言語 就活問題集」などのアプリなどを用いて隙間時間に学習を進める。 手順①と②を合わせて10~20時間程度。
②.問題集1冊を繰り返し解く 手順①と並行で1冊の問題集を繰り返し解く。

知識をつける段階なため、早く解くよりも正答率を高めることを意識する。

③.苦手な問題を反復練習する 手順①と②でわかった苦手問題を繰り返し解く。

時間を使って苦手分野を克服していく。

10時間~20時間
④.制限時間内に解く練習をする 試験形式ごとの制限時間内に解く練習をする。

間違えた問題が出た場合は、手順③に戻る。

早く解くことが苦手な場合は、手順③よりも重点的に対策する。

10時間~20時間

今回の経験を学びにかえて行動することで、結果的に「あの経験があったからこそ、SPI対策の必要性に気づけた」と思えるでしょう。

大切なのは同じ失敗を繰り返さないと心に決め、対策を講じることです。SPIの対策は丁寧且つ効率的に進められるよう準備を進めましょう。

 

ノー勉受検はもったいない!SPI対策で確実に点数を伸ばそう

SPIは問題自体の難易度は低いものの、出題形式が独特であるため、対策が必須です。

ノー勉で挑んで後悔している人も多いため、まだ対策に取り組んでいない人は今からでも対策を始めましょう。

たとえ選考まで時間がなくても、問題を解いて苦手分野を確認するだけでスコアを高めることができます。

時間がない中で対策を行う場合は、Webサービスやアプリを活用することがおすすめです。

例えば、「SPI対策模試」で模擬試験を繰り返し解き、隙間時間には「SPI言語・非言語 就活問題集」のアプリを活用するのが最も効率的です。

SPI対策は対策次第で高得点を取ることができるため、ノー勉だからと決してあきらめず、ギリギリまで対策に向き合いましょう。

 

アプリの説明画像適性検査SPI3対応!言語・非言語対応のSPI対策アプリ!
author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『SPI対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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