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SPI対策をしてないとどうなる?7日で間に合う対策方法を徹底解説! | SPI対策問題集

SPI対策をしていなくても、持ち前の学力や学歴によっては合格できる場合があります。

しかし、基本的には対策をしていない状態でSPIを受けるのはリスクが高いため、避けるべきです。

SPIは学校のテストとは異なる内容が出題される適性検査であり、準備不足で臨むとほとんど解けないことも珍しくありません。SPIの得点が低ければ、面接や書類審査にも進めずに不採用になることもあります。

しかし、SPIの出題傾向や頻出問題を押さえれば、短期間でも得点を伸ばすことは可能です。

この記事では、SPI対策をしていなくても受かるケースとリスクについて解説し、7日で間に合う対策スケジュールを紹介していきます。

SPI対策をしてなくても選考に受かる?

電卓とメモ

結論として、SPI対策をしなくても内定を獲得できる可能性はゼロではありません。なぜなら、企業によっては、SPIの結果よりも面接での印象やこれまでの経験を重視する場合があるからです。特に、中小企業やベンチャー企業では人間性を重視する傾向が強いため、SPIの結果が低くても選考を通過できる可能性があります。

しかし、SPI対策が全くない状態で内定を勝ち取ることは難しいと考えておいた方がベターです。SPI対策をすれば自分の能力を客観的に把握できるため、選考に受かる可能性を上げたいなら、対策をするに越したことはありません。

そのため、SPI対策は、内定を獲得するために必ずやっておくべきだと理解しておきましょう。

SPI対策をしてないのに受かる人の特徴

①数学に強い

SPI対策をしていないのに内定を勝ち取る方は、数学に強いという共通点が見られます。SPIの非言語問題は、数学的な思考力や計算力が問われる問題が多く出題されます。中学・高校で数学の基礎をしっかりと固めている方は、対策をしなくてもある程度高得点を取れる可能性が高いです。

特に、図形問題や論理的な思考力を要求される問題を得意としている方は、SPIで有利に働くでしょう。

②高学歴である

高学歴である人もSPI対策をしていなくても、受かる可能性が高いです。学歴が高い人は、一般的に学力が高く、論理的思考力や問題解決能力も優れている傾向があります。SPIは、学力だけでなく、これらの能力も測る試験なので、高学歴な人は他の受検者と比べて有利な傾向があります。

また、多くの企業側は「高学歴な人を採用したい」と考える傾向があるので、SPIの結果が悪くても、学歴を評価されて選考を通過できる可能性があります。

③SPIを重視しない企業の選考を受けている

SPIを重視しない企業の選考を受けている場合も、対策をしなくても内定を勝ち取れる可能性があります。全ての企業がSPIの結果を重視しているわけではありません。企業によっては、SPIの結果よりも面接での印象や自社にマッチしている人材なのかを重視する場合があります。

そのため、たとえSPIの点数が低くても、他の選考でアピールできれば、内定を獲得できる可能性は十分にあるでしょう。

そもそもSPIとは?

SPIの概要

SPIとは「Synthetic Personality Inventory」の略で、総合適性検査とも呼ばれるものです。

企業が採用選考の際に、応募者の能力や性格を測るために実施するテストです。SPIは、学歴や職務経験だけでは測れない、応募者の潜在的な能力や適性を評価するツールとして広く利用されています。

なお、新卒採用を行う企業の約4割が選考フローにSPIを取り入れていると言われています。そのため、多くの就活生が就職活動においてSPIを受ける可能性が高いと言えるでしょう。

 

SPIは「能力検査」「性格検査」の2種類

SPIは大きく分けて、「能力検査」「性格検査」の2種類があります。以下は、それぞれの要点を簡単にまとめたものです。

能力検査の特徴
  • 言語や非言語などの知的能力を測るためのテスト
  • 単純な暗記問題から思考力を問われる長文問題まで出題
性格検査の特徴
  • 仕事に関わる性格や行動特性を測るためのテスト
  • 質問に対して「はい~いいえ」や「当てはまる~当てはまらない」を4段階で答える

「能力検査」は、国語や数学などの問題を通して、仕事に必要な知的な能力が備わっているかを確認するテストです。

一方、「性格検査」は、あなたの考え方や行動パターンなどを踏まえて、仕事に合う人材かどうかを判断するためのものです。

どちらも企業にとっては重要な判断材料となるため、片方だけを重視した対策は効果が薄いでしょう。

企業がSPIを行う理由

企業がSPIを実施する主な理由は、応募者の能力や適性を客観的に評価し、自社に合う人材かどうかを見極めるためです。

SPIでは、論理的思考能力や判断力、注意深さなど、仕事に必要な基礎的な能力を測ることができ、面接だけではわからない応募者の側面を把握できます。

さらに、SPIの結果は入社後の配属や育成計画を立てるときの参考資料としても利用されます。いわば企業にとって、SPIは選考の合否を決めるための材料であると同時に、入社後に従業員が活躍できるような環境をつくるために必要な要素だと言えます。

SPIをあえて受検しないのも選択肢の一つ

SPIを「あえて」受検しないのも、就職活動における選択肢の一つです。企業の中には、SPIを始めとして適性検査を一切実施しないところもあります。特に中小企業やベンチャー企業などでは、人柄重視の選考を実施するためにSPIを取り入れていないケースも少なくありません。

SPI対策に時間をかける余裕がない方や試験に自信がない方、人柄重視の選考を受けたい方は、SPIを重視しない企業を受けるのも検討してみてください。SPIを受けないと決めてしまえば、面接対策などに力を入れられます。

あなたがどんな企業の選考を受けたいのかをふまえて、SPIをあえて受検しない道も一度考えてみましょう。

SPI対策をしてない人が今すぐにやるべきこと

①企業がSPIを行うのか確認する

SPI対策を始める前に、まず志望企業がSPIを実施しているかを確認することが重要です。SPIは、多くの企業で採用選考の際に実施される能力検査ですが、すべての企業が実施しているわけではありません。

企業の採用情報ページや、先輩社員に聞くなどして、SPIの実施有無を必ず確認しましょう。SPIを実施していない企業の場合、対策に時間を費やす必要はありません。

②SPIの出題範囲はどれくらいか調べる

SPIの出題範囲は、企業によって異なります。言語能力、非言語能力、性格検査など、様々な種類の問題が出題されます。志望企業の求人情報や、過去のSPI問題集などを参考に、どのような問題が出題されるのかを事前に把握しておきましょう。出題範囲がわかれば、それに合わせた対策を立てることができます。

③問題集をとにかく解いて苦手分野を克服する

SPI対策の王道は、問題集を解くことです。問題集を繰り返し解けば、自分の得意・不得意な分野が明確になり、苦手分野を克服できます。

書店やインターネットでは、さまざまな種類のSPI対策問題集が販売されています。自分に合った問題集を選び、繰り返し問題を解いてSPI対策を進めましょう。

また、模擬試験を受けることも効果的です。模擬試験では、実際のSPI試験を想定した環境で問題を解けるので、本番のような緊張感を感じながら実力を試せます。

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【7日間集中】SPIの対策をしてない人向けの勉強方法

電卓

1日目:模擬試験を受検する

SPI対策を始める前に、自分の現状を把握することが大切です。1日目は、市販の問題集やオンラインの模擬試験サービスを利用して、まずはSPI試験を体験してみましょう。

模擬試験を通して、自分の得意・不得意な分野、時間配分、解き方のクセなどを具体的に把握できます。また、SPI試験全体の雰囲気を掴めば、本番で緊張感が和らぎ、試験へスムーズに取りかかれるでしょう。

2日目:苦手分野を勉強する

2日目は、1日目の模擬試験で洗い出した苦手分野を重点的に学習しましょう。SPI対策の参考書や問題集を利用し、基礎的な知識から丁寧に復習してください。

特に、間違えた問題については、なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、同じミスを繰り返さないように対策を立てましょう。苦手分野を克服するためには、短時間で効率的に学習できるような計画を立てることが重要です。

3日目:暗記対策を始める

SPIの中には、暗記が必要な問題も含まれています。3日目は、数え上げ問題や常識問題などを暗記して、得点に繋がりやすい分野の対策を打ちましょう。

市販の暗記カードやスマートフォンアプリを活用し、スキマ時間を利用して効率的に暗記を進めるのがおすすめです。また、語呂合わせといったオリジナルの暗記方法を取り入れることで、スムーズに暗記ができるでしょう。

4日目:応用問題を練習する

基礎的な問題が解けるようになったら、応用問題に挑戦してみましょう。応用問題は、思考力や判断力が求められるため、難易度が高いですが、高得点を取るためには避けて通れない部分です。

応用問題を解くときは、問題文をしっかりと読み込み、何が問われているのかを正確に把握することが重要です。また、図や表を活用して問題を整理し、論理的に考える練習を積み重ねましょう。

5~6日目:ひたすら練習問題を解く

4日目までに学習した内容を定着させるために、5日目と6日目はひたすら練習問題を解きましょう。さまざまな種類の問題に触れれば、SPI試験で出題される可能性のある問題パターンに慣れることができます。

また、時間配分を意識しながら問題を解く練習を行い、本番で時間内にすべての問題を解き終わるための準備をしましょう。

7日目:模擬試験をもう一度受検する

7日目は、再度模擬試験を受検し、7日間の学習成果を確認します。1回目の模擬試験と比較して、スコアが向上しているか、時間配分が改善されているかなどをチェックしましょう。

まだ苦手な部分が残っている場合は、再度復習を行い、万全の状態で本番に臨みましょう。

SPI対策を1週間で間に合わせるためのおすすめツール3選

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SPI対策をしてない場合は効率的な勉強計画を立てよう

SPI対策は、就職活動において避けて通れない道のひとつです。しかし、本記事でも触れたように、SPIに囚われすぎないことも就職活動においては非常に重要です。人柄重視の選考を受けたいのか、それとも能力を見てくれる企業の選考を受けたいのか。あなたが描く就職活動の方向性をもとに、SPI対策に力を入れるべきなのかを見極めましょう。

もし、SPI対策を短期間で行う必要がある場合は、まずは効率的な勉強計画を立てましょう。そのうえで、本記事で紹介したおすすめのツールを活用してみてください。

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author-icon編集者Yuka
2021年7月に入社し、CareerMineをはじめとする就活メディアの編集を手掛ける。 以前は広告代理店でメディアプランナーとして、広告やキャンペーンの企画を担当。 『SPI対策問題集』では掲載している記事のチェック、編集、ライター管理、コンテンツ制作などを行ってる。また自身もライターとして記事執筆も担当。
author-icon監修者gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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