問題5-11(平均)
問題
P、Q、R、S、Tが1問1点で5問の英語の試験を受けた。これについて次のことが分かっている。
Ⅰ P含めてちょうど3人が同じ点数で、他の2人は点数が同じだった。
Ⅱ PとSの平均点は3.5点であった。
Ⅲ PとQとRとSの平均点は3.5点であった。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア PとSの得点は異なる。
イ QとRの得点は等しい。
ウ Tの得点は3点よりも高い。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、条件Ⅱ、Ⅲより、P+Q=P+S=R+S=7であることがわかります。この等式から、Q=S、P=R、Q+R=7も導けます。これをベースとして推論が正しいかを判断しましょう。アとイは2人の点数が等しいか、異なるかについての推論です。しかし、このベースだけではそれはわかりません。そこで点数が必ず整数であるという条件を用います。2人の点数の合計が奇数であるとき、2人の点数が等しくなることはありません。これを基準に選択肢が成り立つかを考えましょう。
このように条件として明文化されていないものも条件になり得るので注意しましょう。特に、整数条件は重要になりやすいので、見逃さないようにしましょう。
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問題クリエイター
Ryosuke
2002年生まれ。早稲田大学の3年生。現在、24卒として就職活動しながらSPIの研究を行い、 『SPI対策ナビ』の立ち上げを担当。同じ大学の友人らと協力して問題の制作や解説記事の作成を行う。 非言語科目を得意としており、特に推論の問題には大きな自信を持っている。
監修者
gen
1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。 現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。 また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。
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